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2022-12-30 美味しい牡蠣!!
日本にはおよそ25種類の牡蠣が獲れるそうです。主なものは、広島の養殖牡蠣で
有名な「真牡蠣」をはじめ、有明海などで獲れる「すみのえ牡蠣」(有明牡蠣)、ナガガキ、
イタボガキ、ワニガキ、岩牡蠣などがあります。また、世界中にさまざまな種類がおり、
各地で養殖も盛んに行われています。中国などではオイスターソース用としても
養殖されています。
牡蠣の主な産地
流通しているものは養殖がほとんどです。岩牡蠣は天然もので漁獲量が限られています。
流通量が少なく、期間も短いため、希少価値が高く、価格もびっくりです。
広島の宮島・・・・・・・・・・・養殖物。瀬戸内海の潮流によって身が締まった質の良いものを
産します。
宮城の松島・・・・・・・・・・・養殖物。やや小ぶりなものが多い。
三重の的矢・・・・・・・・・・・養殖物。的矢牡蠣として有名。やや細長く生食用としても
知られている。
北海道の厚岸やサロマ湖・・・・養殖物。
秋田の象潟・・・・・・・・・・・天然物の岩牡蠣。
石川の能登半島・・・・・・・天然物の岩牡蠣。
千葉の銚子・・・・・・・・・・・天然物の岩牡蠣。
真牡蠣は冬、岩牡蠣は夏です。
牡蠣の食中毒
主な食中毒の原因はノロウイルスとも呼ばれているSRSV(小型球形ウィルス)
によるもので、体調が悪い時や疲れているときなどにたくさん食べると起こります。
このウイルスは加熱することで死滅しますが、非常に感染力が強く、一旦感染して
しまうと、その患者から飛沫感染や手からの接触感染で瞬く間に広がってしまいます。
栄養と効果
牡蠣は「海のミルク」と呼ばれ、完全栄養食品といえます。
糖質50%以上が、効率よくエネルギーに変わるグリコーゲンで、肝臓の機能を高め
疲労回復を助け、筋肉や脳の働きを活発にします。
鉄や銅などのミネラルを含み、貧血予防に効果があります。
牡蠣は亜鉛を多く含んでいるのが特徴で、味覚障害の予防に心須の成分です。
そのほかにも、多くの酵素やインスリンの構成成分となっており、欠乏すると大変になりま
す。タウリンを非常に多く含んでいます。乳酸の増加を防ぎ、スタミナ増強、疲労回復に
効果があります。
また、胆汁酸の分泌を促し、コレステロールの上昇を抑える作用や、眼の疲れや、視力の
衰えを回復する効果もあるのそうです。